介護につながるかもしれないオーラルフレイルって？

オ－ラルフレイを予防して健康寿命をのばそう
歯や口の健康は、介護予防の基本です！
　歯や口の機能（口腔機能）は、「しっかり食べること」や「楽しく話すこと」など健康的な日常生活を送るうえで欠かせない機能です。
　歯や口の健康が衰えると、それをきっかけとして全身に悪影響がおよび、やがて寝たきりなどの要介護状態に陥ってしまう危険があります。歯や口のちょっとした衰えを見逃さず、日々の口腔ケアを続けて、介護を必要としない健康寿命をのばしましょう。

介護につながるかもしれないオーラルフレイルって？
　介護につながるような高齢期の心身の衰弱を「フレイル」といい、多くの人がフレイルの段階を経て要介護状態になるといわれています。
　口腔機能の低下（オーラルフレイル）は、全身のフレイルを引き起こす原因になりやすいことがわかっています。オーラルフレイルを予防し、また進行を食い止める対策が必要です。

オーラルフレイルの進行例
前フレイル期
○口や歯への関心を失う○歯周病などで歯を失う○活動量が減る
歯を失うことで、閉じこもりぎみになる。
オーラルフレイル期
○滑舌が悪くなる○かめない食品が増える○食べこぼしやむせが増える
食欲低下や栄養の偏りを招く
サルコぺニア・ロコモ期
○かむ力が減る○舌の運動力が減る○食べる量が減る
低栄養、サルコぺニア、ロコモを招く
フレイル期
○食べたり飲み込んだりすることが困難になる○誤嚥性肺炎を起こす
フレイルや要介護状態に
～漢方食養研究会資料参照～

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