フレイルにならない生活習慣を~社会参加~

社会参加(閉じこもり予防)
~65歳からのいきいき生活ガイド~
社会参加(閉じこもり予防)
 高齢期は家に閉じこもりがちになると、体だけでなく「心の健康」にも悪影響をおよぼしますので、積極的に外出しましょう。外出することで人との交流の幅が広まり、自然と心身が活性化します。また、そうした日常的な社会参加が、困ったときなどに相談しやすい人間関係にもつながります。

「閉じこもり」を防ぐために
社会参加と大げさに考えず、以下を参考に自分の興味や関心に合わせて、積極的に外出の機会を見つけましょう。
○共通の趣味などをもつ友人や知人たちといっしょに活動する。
○地域のイベントやボランティア活動などに参加する。
○家庭でも孫やペットの世話、家事の分担など、責任ある役割を担う。
○病院への通院、近所の散歩、買い物といった外出も、人とのやりとりが生じる社会参加のひとつです。

「認知症」を防ぐために
 閉じこもりは、認知症のリスクにもなります。以下のような異変に気づいたら、早めに専門医に相談しましょう。
□もの忘れが増えた(と言われる)。
□日付や曜日がわからないときがある。
□簡単な計算ができなくなった。
□料理や家事の段取りが下手になった。
□複雑な内容の話が理解できなくなった。
□自分の趣味に意欲や興味がなくなった。
□感情の起伏が大きくなった。

~漢方食養研究会資料参照~