脂身は×、オリーブ油は○と信じて疑わな~15の老ける悪習慣~

脂身は×、オリーブ油は○と信じて疑わない
~漢方食養研究会資料・サンデ-毎日掲載文より~
 下の表のように、食用油にもさまざまな種類があるが、「動物性脂肪は悪」「オリーブオイルを取らなきゃ」と特定の傾向に偏ってはいけない。
「オメガ3脂肪酸も、過剰摂取で血管がもろくなったり、人間が本来持っている抗酸化能力が下がってしまうことも。やはり適量が一番です」(井上氏)
 飽和脂肪酸も、取りすぎれば動脈硬化などのリスクを上げるが、エネルギーや細胞の材料として一定量は必要。一日の総摂取エネルギーの7%以内が、厚労省の摂取基準だ。

主な脂肪酸の種類と、多く含まれる食品
Ⅰ 飽和脂肪酸…動物性脂肪、乳製品、ココナッツ油、パーム油など
Ⅱ 不飽和脂肪酸
オメガ3脂肪酸…青魚(サバ、イワシ、ニシンなど)、エゴマ油、アマニ油など
オメガ6脂肪酸…グレープシードオイル、コーン油、大豆油、ゴマ油など
オメガ9脂肪酸…オリーブオイル、ベニバナ油、ナタネ油など
※複数種類の脂肪酸を含むものもある