要注意!高齢期の「誤嚥性肺炎」

要注意!高齢期の「誤嚥性肺炎」
~オ-ラルフレイルを予防して健康寿命をのばそう~「漢方食養研究会資料より」
65歳以上になったら特に、誤嚥性肺炎に注意しましょう。誤嚥性肺炎とは、「飲み込む力」が衰えることで、細菌が飲食物といっしょに誤って気管支や肺に流れ込んで発症する肺炎です。肺炎は高齢者の死亡原因としても警戒が必要な病気です。安全な食べ方と、適切な口腔ケアで予防に努めましょう。
よくかんで食べる
ひと口あたり30回を目安にして、よくかんで食べましょう。また、ひと口の量は少なめにしましょう。
よい姿勢で食べる
上半身を起こした軽い前傾姿勢で、あごは引き気味にします。テーブルの高さは、ひじが
90度に曲がる程度。いすを使う場合は深く座り(背中にクッションを入れてもよい)、足を床にしっかりつけると体が安定します。足がつかないときは足置きを使いましょう。