砂糖の害を知る~健康をつくる12項~

砂糖の害を知る
漢方食養研究会資料より
 砂糖の過食は、血液を酸過剰の状態に導き、その結果アチドージス(酸中毒症)を招くことになります。
 これでは生体が健康を維持することが不可能になるため、体内の予備アルカリであるカルシウム等が動員され、アチドージスの中和作用が行なわれます。従って、毎日のように砂糖菓子等の過食が続けば、遂に体内のカルシウム欠乏をきたすことになるのは明らかです。その上、この砂糖の分解過程でビタミンを奪ったり、胃腸や肝臓の働きを弱めたりの悪作用もあります。 
体重1キロ当たりの、1日の白砂糖の許容量(例えば、15歳で体重40キロの子供は、0.4×40=16グラムが限度ということ)
 なお、黒砂糖ならこれの2倍まで、蜂蜜なら3倍までの量が許されるとされています。
しかしながら、種々の食品添加物中で、砂糖のみがカロリー源となることも考えあわせますと、過食にはくれぐれも気をつけたいものです。