少食のすすめ~健康をつくる12項~

◎健康をつくる12項
私達は病気にかかったり、病気をまでいかないまでも半健康状態になったりするのは、日頃からの誤った生活せいであると言われています。ではその誤った生活とは?またそれを正すにはこれから記載します12の項目は精神と肉体の両面にわたり、具体的かつ平易に説明してあります。今一度、自己の生活と比較・検討して下さい。
~漢方食養研究会資料より~
少食のすすめ
私達が疾病を引き起こす最大の原因は過食(量的過食と質的過食の2通り)にあると言われています。
過食を続けると、内蔵が疲労し、老廃物が蓄積し、血液の酸性化傾向も加わって、体力、抵抗力が徐々に減退して来ます。又、血液循環も悪くなって、寒がり体質になってきます。
ところで、現代の平均寿命延長の要因の一つには、戦前、戦後の粗食時代に成長した人々が徐々に老化している点にあると言われており、決してカロリ-過剰の恩恵ではないのです。
米国における統計によると、平均体重より15%以上の肥満では、1.5倍・25%以上では約2倍の死亡率をしめしていると報告されています。
以上の様に、身体の抵抗力を弱め病弱にするだけでなく、このようにして直接短命にもつながる過食は心して慎みたいものです。
(少食のすすめ)

昔から、「腹八分に医者いらず」という教えがあり、また貝原益軒の養生訓では、健康になるためには三分の飢えが必要だと教えています。
しかしながら、それとは逆に、栄養的には、すでに量的にも質的にも過剰(過食)気味と言われる現代人になってしまっています。
そこで、まず''間食の習慣をなくし、次に3食の食事量を少々減らしたり、朝食をごく軽いものにする等して、内蔵の負担を軽くして下さい。